- 恋愛とマーケティングの共通点は?
- 恋愛に活かせるマーケティング施策は?
- 恋愛で使えるマーティング心理学とは?
こんな悩みや疑問を解決します。
本記事の執筆者
今回は、恋愛とマーケティングに関するテーマについて解説していきます。
よく恋愛とビジネスは似ていると言われますが、特に両者に共通している重要なポイントが「マーケティング」の考え方です。
マーケティングは、全人類が学ぶべき必須科目ですね。
マーケティングの思考を身につければ、ビジネスだけでなく恋愛でも圧倒的な成果を出せるようになるので、ぜひ積極的に学ぶことをオススメします。
そこで今回の記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。
本記事の内容
✔︎ マーケティングファネルの基礎知識
✔︎ 恋愛で使えるマーケティングファネル
✔︎ 恋愛で使えるマーケティング心理学
本記事を読めば、マーケティングと恋愛に共通する考え方が分かり、恋愛で成果を出せる確率を大きくアップできるので、ぜひ最後までご覧ください。
では、はじめていきます。
マーケティングファネルとは
今回は、マーケティングモデルの1つである「マーケティングファネル」の考え方をもとに解説していきます。
マーケティングファネルとは、消費者が商品購入に至るまでの行動を図式化した、逆三角形型のモデルのことです。
ファネルとは、「漏斗(じょうご・ろうと)」のこと。理科の実験器具のような逆三角形の形で図式化されることが一般的。
マーケティングファネルは、以下4つのプロセスから成り立っています。
このように認知から購入に至る過程で、消費者の数が絞られていくのが特徴です。
4つのプロセスを具体的に言い換えると、以下の通りになります。
❶ 認知‥‥‥「商品」の存在を知ってもらう
❷ 興味‥‥‥「商品」に興味を持ってもらう
❸ 検討‥‥‥「商品」を検討してもらう
❹ 購入‥‥‥「商品」を購入してもらう
マーケティングファネルの考え方は、ビジネスや恋愛を成果を出すうえで重要な知識なので、必ず覚えておきましょう。
マーケティングファネルと恋愛の関係性
次に、マーケティングファネルと恋愛の関係性について解説していきます。
ビジネスと恋愛には共通点が多く、マーケティングファネルは恋愛にも応用できるのがポイントです。
たとえば、恋愛における「商品=自分」と仮定すると、以下のように表されます。
❶ 認知‥‥‥「自分」の存在を知ってもらう
❷ 興味‥‥‥「自分」に興味を持ってもらう
❸ 検討‥‥‥「自分」を検討してもらう
❹ 購入‥‥‥「自分」と付き合ってもらう
このように、恋愛も基本的な流れは同じであり、マーケティングファネルに沿って「自分」という商品を女性に買ってもらう思考が重要です。
マーケティングファネルの思考を応用すれば、恋愛の戦略も立てやすくなりますよ。
ぜひ恋愛においても、マーケティングファネルの考え方に沿って行動してみましょう。
恋愛で使えるマーケティングファネル
ではここからは、マーケティングファネルを恋愛に応用した内容について詳しく解説していきます。
恋愛で使えるマーケティングファネルは、以下の通りです。
恋愛で使えるマーケィングファネル
それぞれ、順に解説していきます。
認知
マーケティングファネル の1つ目は、
「認知」です。
認知とは、商品や自分の存在を相手に知ってもらう段階のことです。
ビジネスの場合、たとえば以下のような方法によって認知率をアップさせています。
✔︎ CMを打つ
✔︎ チラシを配る
✔︎ Webサイトで告知する
このように、商品の存在を知らせながら、人を集めるプロセスを「認知」と呼びます。
どれだけ素晴らしい商品でも、存在が知られなければ意味がないですからね。
この認知のプロセスを恋愛に置き換えると、「女性との出会い」にあたります。
恋愛においても、女性との出会いがなければ自分の存在を認知されないため、まずは女性との出会いの数を徹底的に増やすことが大切です。
認知のプロセスでは、とにかく母数を増やすことが重要なポイントですね。
ビジネスでは、認知のプロセスで集客した人を「見込み客」と言いますが、恋愛でも「見込み女性」の数が多い男ほど成果を出しやすくなるのです。
そのため、もしあなたが、
● 彼女を作りたい!
● 遊び相手を増やしたい!
● 結婚相手を見つけたい!
と考えているのであれば、まずはとにかく出会いの場に足を運び、自分の存在を認知している女性の母数を増やすことが重要だと言えます。
出会いの母数の増やし方については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
興味・関心
マーケティングファネル の2つ目は、
「興味・関心」です。
興味・関心とは、商品や自分のことを気になっている段階のことです。
たとえばビジネスの場合、以下のように顧客が商品やサービスに興味関心を抱くプロセスを指します。
✔︎ この洋服かわいいな
✔︎ この食べ物美味しそうだな
✔︎ この映画おもしろそうだな
興味・関心のプロセスを恋愛に置き換えると、女性から気になる男性だと思われている状態のことを意味します。
もう少し具体的に言うと、
● この人カッコいい!
● この人の話は面白い!
● この人とデートしたい!
と女性から思われている状態のことです。
興味関心のプロセスこそ、最も重要だと言っても過言ではありません。
そして、女性から興味・関心を持ってもらうために、絶対にやるべきことが「自分磨き」です。
なぜなら、女性は優秀な遺伝子を持った男に好意を抱きやすいため、外見やマインドを徹底的に磨いて、魅力的な男になることが大切だからです。
自分に魅力がなければ、女性から興味すら持たれませんよ。
自分磨きの中でも、「外見磨き」はすぐに自分の魅力をアップできるので、特にオススメの方法だと言えます。
外見を磨く具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
比較・検討
マーケティングファネルの3つ目は、
「比較・検討」です。
興味・関心のプロセスを超えると、次は比較・検討の段階です。
ビジネスにおける比較・検討の例としては、以下のようなものが挙げられます。
✔︎ 気に入った洋服を試着をしてみる
✔︎ スーパーの試食販売を食べてみる
✔︎ ネットショップの口コミを見てみる
このように実際に商品を手にとってみたり、他の購入者の意見を見たりしながら、最終的な購買の判断するのが比較・検討のプロセスです。
すぐに即決で購入を決める人は、ほとんどいませんよね。
この比較・検討のプロセスを恋愛に置き換えた場合、デートやLINEが該当します。
たとえば、恋愛の比較・検討プロセスでは、
● 2人っきりで食事へ行く
● デートで一緒の時間を過ごす
● LINEでコミュニケーションを図る
などを通じて、男としての魅力や中身などを女性から見定められます。
デートやLINEでの言動を見て、男としてアリorナシを検討される段階だと言えますね。
また恋愛の比較・検討プロセスで重要なポイントは、女性への「価値提供」を意識することです。
女性への価値提供の例としては、たとえば以下のようなものが挙げられます。
✔︎ 男としての魅力を感じさせる
✔︎ 楽しい時間を過ごさせてあげる
✔︎ 女性を喜ばせてあげる
このように、デートやLINEで女性へ価値提供ができるほど、最終的に選ばれる確率は高くなります。
恋愛の比較・検討プロセスにおける重要な考え方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
購入
マーケティングファネル の4つ目は、
「購入」です。
比較・検討のプロセスを超えると、いよいよ最後の購入段階へと移ります。
ビジネスにおいては、購入の成約率をあげるための色々な手法が使われていますが、その中でも特に重視すべきポイントが以下の2点です。
❶ 「限定性」を出す
❷ 「希少性」を出す
たとえば、
● 数量限定!
● 本日限り○○円引き!
● 3日間限定セール中!
といったフレーズは、よく目にしますよね。
このようなフレーズは、限定性や希少性の高いものほど購買意欲が高まるといった、人間の心理をうまく利用したテクニックです。
限定性や希少性が高いほど、今すぐに買いたくなりますよね。
この限定性や希少性は、恋愛においても大きな効果を発揮します。
たとえば、以下のような男は限定性・希少性が高く、成約率が高くなりやすい傾向があります。
✔︎ 他の女性の影がチラついている
✔︎ 仕事が忙しくて遊べる時間が限られる
✔︎ 恋愛以外のことに夢中になっている
このように、女性に対して自分の希少価値が伝われば、成約率は一気に高くなります。
逆にいつでも空いてそうな男や、いつでも付き合えそうな男に対して、女性は希少価値を感じません。
ぜひ自分の限定性や希少性を積極的に演出していくことで、成約率を高めていきましょう。
恋愛で使えるマーケティング心理学5選
最後に、恋愛で使えるマーケティング心理学について解説していきます。
恋愛で使える具体的なマーケティング心理学は、以下の通りです。
恋愛で使えるマーケティング心理学5選
それぞれ、順に解説していきます。
バンドワゴン効果
恋愛で使えるマーケティング心理学の1つ目は、
「バンドワゴン効果」です。
バンドワゴン効果とは、以下の通りです。
多くの人が支持しているものに対して、その製品や事柄への支持がよりいっそう高くなる心理効果。
たとえば、あなたは行列ができているラーメン屋を見ると、行列に一緒に並んで食べたくなった経験はありませんか?
この現象こそ、まさにバンドワゴン効果であり、
✔︎ 行列ができる店だから絶対美味いはず!
✔︎ 流行のラーメンを自分も食べてみたい!
✔︎ 人気店のラーメンの味を知りたい!
といった心理状態になることを指します。
よくお店で目にする「当店人気ナンバー1商品!」といったフレーズも、バンドワゴン効果を狙った手法ですね。
そして、バンドワゴン効果を恋愛に最大限に活用する方法は、とにかく自分が女性にモテる男だと周囲に認識させることです。
なぜなら、女性にモテること=多くの女性から支持されている証拠であり、女性を以下のような感情にさせられるからです。
✔︎ モテている男は絶対イイ男に違いない!
✔︎ 自分もモテ男と仲良くなりたい!
✔︎ 自分のことも見て欲しい!
このような状態は「モテスパイラル現象」と呼ばれており、女性からモテる男になればなるほど、さらなるモテを呼び込むことができます。
女性にモテる男=行列ができる店と同じ状態と考えると分かりやすいですね。
ぜひバンドワゴン効果を最大限に活用しながら、モテがモテを生み出す状態を作っていきましょう。
モテスパイラル現象に関する内容は、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
ウィンザー効果
恋愛で使えるマーケティング心理学の2つ目は、
「ウィンザー効果」です。
ウィンザー効果とは、以下の通りです。
直接本人から伝わるよりも第三者を介して伝えた方が信憑性が増したり、影響を与えることができる心理効果。
たとえば、あなたは直接相手から褒められるよりも、第三者を通じて自分のことを褒めていることを聞いた時の方が、嬉しかった経験はありませんか?
このような心理状態になるのは、ウィンザー効果の影響であり、第三者の言葉の方が説得力や信憑性が増すからだと言えます。
よく商品を購入する際に口コミが掲載されていますが、これもウィンザー効果を狙った手法ですね。
そして、恋愛でウィンザー効果を最大限に生かす方法は、気になる女性に対して第三者から好意を伝えてもらうことです。
なぜなら、直接本人から好意を伝えるよりも、第三者から間接的に伝えてもらった方が何倍もの効果を得られるからです。
第三者から自分に好意を持っていることを聞くと、うれしい気持ちになりますよね。
そのため、好きな女性を振り向かせたい場合は、共通の友人などから女性に好意をさりげなく伝えてもらうことをオススメします。
このウィンザー効果も、恋愛やビジネスではよく使われる効果的なマーケティング手法なので、ぜひ覚えておきましょう。
ツァイガルニク効果
恋愛で使えるマーケティング心理学の3つ目は、
「ツァイガルニク効果」です。
ツァイガルニク効果とは、以下の通りです。
人は達成したことよりも、達成できなかったことや途中で中断していることの方が記憶に残りやすいという心理効果。
たとえば、クイズ番組で「答えはCMのあとで!」といったシーンをよく目にしますよね?
あるいはドラマや映画の予告で、
● 「続きは次週公開!」
● 「続きは劇場で!」
などの演出を見る機会がありますが、これらもツァイガルニク効果を活用した手法だと言えます。
このように、あえて途中で終わらせることで、
✔︎「続きが気になって仕方ない!」
✔︎「早く結末が知りたい!」
✔︎「すぐに見に行きたい!」
といった感情を引き立てて、興味を引き寄せているのです。
ツァイガルニック効果は、日常生活でもよく使われている心理テクニックのひとつですね。
そして、このツァイガルニク効果は恋愛においても効果的な手法であり、たとえば以下のような方法で活用できます。
✔︎ LINEで盛り上がってきた時に既読スルー
✔︎ デートを早めに切り上げて帰る
✔︎ 食事中に盛り上がった話題をあえて変更
このように、恋愛のあらゆる場面においてツァイガルニック効果を活用すれば、うまく相手の女性から興味を引くことができるのです。
ポイントは、あえて物事を完結させずに「余白」を残すことですね。
ツァイガルニク効果も、マーケティング心理学の中では効果的な手法なので、ぜひ積極的に活用してみましょう。
ザイオンス効果
恋愛で使えるマーケティング心理学の4つ目は、
「ザイオンス効果」です。
ザイオンス効果とは、以下の通りです。
同じ人や物に接する回数が増えるほど、好印象を持つようになる心理効果。日本語では「単純接触の法則」とも呼ばれる。
たとえば、最初はあまり興味がなかった芸能人でも、何度かテレビで見ているうちに愛着を持つようになった経験はありませんか?
このように、人は接触回数が多い相手に対して、自然と好感を持つようになる傾向があるのです。
よく顔を合わせる人ほど、仲良くなりやすいのもザイオンス効果の影響ですね。
そして、ザイオンス効果は恋愛にも活用できます。
特に女性は、男性を選ぶことに対して慎重な行動を取るため、まずは接触回数を増やしてあなたに対する関心や興味を高めることが重要です。
たとえば、接触回数を増やすことの具体的なメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
✔︎ 相手の警戒心がなくなる
✔︎ 相手が親しみを感じてくれる
✔︎ 相手が信頼してくれる
このように興味がある女性に対しては、まず接触回数を増やすことを意識するのがオススメです。
直接会えなければ、LINEや電話などで接触回数を増やすだけでも十分効果がありますよ。
ここでのポイントは、接触時間や内容の濃さよりもとにかく接触回数や頻度を増やすことです。
つまり、1回に長時間を会話するより短時間で複数のコミュニケーション機会を増やした方が、効果が高いと言えます。
時間よりも、回数重視ですね。
ザイオンス効果も、ビジネスや日常生活などの場面で活用できる心理学なので、ぜひ積極的に活用していきましょう。
サンクコスト効果
恋愛で使えるマーケティング心理学の5つ目は、
「サンクコスト効果」です。
サンクコスト効果とは、以下の通りです。
すでに支払ってしまった時間・労力・お金にとらわれて、「このままでは無駄になってしまう」「もったいない」と考えて、非合理的な行動をとってしまう心理的効果。
このサンクコスト効果は、恋愛においても絶大な効果を発揮するため、必ず覚えておくべき心理テクニックの1つだと言えます。
サンクコスト効果は、日常生活においてもよく使われますね。
恋愛におけるサンクコスト効果の具体例としては、たとえば以下のような方法が挙げられます。
✔︎ 彼女に料理を作ってもらう
✔︎ デートでは近くまで来てもらう
✔︎ プレゼント代や食事代を出してもらう
このように、お金・時間・労力をかければかけるほどサンクコスト効果が働き、どんどん相手に依存していくのです。
自分のことに夢中にさせるためには、サンクコスト効果は有効な手段ですね。
よく長年付き合ったカップルほど別れにくくなると言いますが、これも今まで費やした月日(コスト)が無駄になると感じるからだと言えます。
サンクコスト効果をうまく使えば、相手を沼らせることできますが、ぜひ悪用だけはしないように注意しておきましょう。
まとめ
今回は、恋愛とマーケティングに関するテーマについて解説してきました。
本記事の内容のポイントは、以下の通りです。
【恋愛と共通するマーケティングファネル】
- 認知
- 興味・関心
- 比較・検討
- 購入
【恋愛で使えるマーケティング心理学5選】
- バンドワゴン効果
- ウィンザー効果
- ツァイガルニク効果
- ザイオンス効果
- サンクコスト効果
マーケティングスキルを身につけておくことは、恋愛やビジネスで成果を出すうえで重要であり、人生をかなりイージー化できます。
今回解説したマーケティングファネルの思考法は、ビジネスや恋愛のあらゆる場面で活かせるので、ぜひ有効活用しましょう。
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